2013-01-01から1年間の記事一覧

川を下る船たち

『詩集ノボノボ』より川を下る船たち 『川原の石ころ図鑑』を開いた 見たことある石がいっぱい 堆積岩、火成岩、変成岩・・・ 学校時代の理科や地学の教科書を思い出す 天気がいい日 石ころ観察したいなと思う・・・・・・・・ やがて 石ではなくて 川につい…

俊足風邪小僧

(山城新伍「風小僧」) 『詩集ノボノボ』より俊足風邪小僧 孫から風邪をもらうジジババは 実は多いと噂に聞いた 実証実験ではないのだが きっとそうだ、と実感した 孫の風邪菌は元気がいいのだ!・・・・・・・・ どうでもいい連想が また始まった 「風小僧…

笑いのお風呂

(北斎漫画より) 『詩集ノボノボ』より笑いのお風呂 露天風呂には三人 私とパパと子供の二人組 ま〜るいお風呂のへりには何ヶ所か オーバーフローの排水口がついている ゴボゴボゴボッ。。。と しじゅう音を立てている・・・・・・・・ 小一くらいの子供が …

子供の台風

(ブラマンクの絵) 『詩集ノボノボ』より子供の台風 小学生の頃 私は台風が大好きだった 横綱の露払いをするように 初陣の風が ササーと草木をなぜまわすとき とてもワクワクして 風にむかって 近づきつつある猛獣の 気配をかごうとしたものだ ・・・・・・…

いろんな仕事

(孫の陽介を描く中川一政 1971年・78歳) 『詩集ノボノボ』よりいろんな仕事 昨日の午後は 風邪ひき孫の子守を頼まれた 午前中のセカセカ仕事で疲れたせいか 孫を寝かせる前に 自分が早々と寝てしまった 孫が 後で母親に話したらしい 「じいちゃん、今日も…

小さな縁側

(宮崎駿『トトロの住む家』より) 『詩集ノボノボ』より小さな縁側 毎夕、老父の飯つくりに通っている 晩飯、翌朝の飯をつくるから 不器用男の私には けっこう大変だ いや、大変だった・・・・・・・・ 最近は ようやく腕が上がり ま〜ま〜残さず食べてくれ…

結びのお盆

(鬼首カブトムシ園で。89歳の父と東京のひ孫りゆちゃん) 『詩集ノボノボ』より結びのお盆 毎年恒例 夏の参勤交代が終わった たった一週間ほどの とても短い参勤交代 江戸時代なら 五街道をゆっくり 「下に〜 下に〜」だが 今の世は あっという間の韋駄天移…

へそ曲がり

『詩集ノボノボ』よりへそ曲がり へそ曲がりだと思う、自分は。 なにせ大腸が曲がっている 毎年健康診断で 大腸内視鏡を差し込んでるが 名人と言われる先生も 私の蛇腹にはお手上げだ 盲腸まで行けるのは三回に一回くらいだ・・・・・・・・ 何から何まで曲…

フカフカまんじゅう

『詩集ノボノボ』よりフカフカまんじゅう 夏こそ娘たちの季節だ ひまわりが 華やかに生き生きと咲き誇る 陽ざしもまぶしいが 娘たちは もっときらめいている 瑞々しい生命の滴がしたたりおちるようだ・・・・・・・・ 久しぶりに わが田舎駅から電車に乗って…

ダース・ベーダーになっていく。

(『ダース・ヴェイダーとルーク(4才)』より) 『詩集ノボノボ』よりダース・ベーダーになっていく 参議院の選挙が終わった 予想通り。。。 そして 新しい時代がやってくる あのスターウォーズの 「ダース・ベーダーのテーマ」とともに・・・・・・・・ …

回転寿司とビリンコ

『詩集ノボノボ』より回転寿司とビリンコ 人は食べ物によって育てられる いや、身体は言うまでもないんだが 精神のほうまでそうらしい・・・・・・・・ おっぱいの味や、はじめてのごはん さすがにこれらは記憶にないが その後に体験した 通過儀礼のような食…

子供のバネ

『詩集ノボノボ』より子供のバネ 他人事なのか、自分事なのかで 人の心は まるで反対に動く 最近そんなことを実感した・・・・・・・・ ピカピカの小学校一年生 わが初孫ユウキくん ここ一週間ぐらい 暗い日々のようだった らしい。。。 娘や、お手伝いさん…

あったかい日の丸

(友人のアーティストMidoriさんより拝借しました。「ベニスの日本祭」スナップ) Midoriさんの作品はあったかギャラリーでどうぞ!(クリック!) 『詩集ノボノボ』よりあったかい日の丸 イタリアのベニス 日本の祭り たこ焼き屋さんとか 屋台がたくさん出…

値切りと漫才の世界

(北斎漫画より) 『詩集ノボノボ』より値切りと漫才の世界 おばちゃんたちの値切りわざ どこの国でもよく見る光景 たくましいな〜 まるで なにわの漫才だ 漫才といえば ボケとツッコミ 思えば世の中 すべて正と反 男と女 陰と陽 凹に凸 空に海 ボケとボケで…

タイムマシンで旧友と再会

(中学二年。左から二番目が直哉君、右端は私) 『詩集ノボノボ』よりタイムマシンで旧友と再会 お釈迦様はさすがだ! 今に至るまで タイムマシンは動いている 年に三回 彼岸と盆に 霊界パワーが全開となって 時空を超えた再会がある そして私も 懐かしき友…

おだやかなお彼岸

『詩集ノボノボ』よりおだやかなお彼岸 お彼岸の入り日は快晴だった 墓地は色とりどりに お彼岸の花で満ち まるで生気を感じるような 大賑わい 子どもからお年寄りまでのユニットが 彼岸にそのつど結成されて 一座が車に乗ってやってくる ひとつしかない水場…

あったかい新聞バッグ

『詩集ノボノボ』よりあったかい新聞バッグ 四万十川で生まれた手仕事が 人のハートに運ばれて 被災地宮城のおばちゃんたちに やって来た それは「新聞バッグ」 えっ、何それ? 古新聞でエコバッグを作るんです 売るんです そんな「なりわい」プロジェクト …

ほほえみがえし

(杉浦日向子『江戸アルキ帖』より) 『詩集ノボノボ』よりほほえみがえし 「ほほえみ食堂」と 私が勝手に呼んでる店がある 店の主人も姉さんたちも いつも変わらぬ微笑みで おいしい蕎麦をつくってくれる 蕎麦も美味いが その微笑みが絶品で 何度か食べに行…

窓はすばらしい

(彫刻家福嶋敬恭氏 元鶏舎に作った手造りの窓) 『詩集ノボノボ』より窓はすばらしい 心の窓っていうのは 本当だ 窓から外を眺めていると 実に心が落ち着くな〜 外の景色や人の往き来は 心のマッサージだ たまに鳥なんかもやってくる 柄にもなく かわいいな…

うどんやの外国人

『詩集ノボノボ』よりうどんやの外国人 丸亀製麺 釜揚げうどん 近くにあるのでたまに行く しょうゆの匂いととともに 何やら 異国の言葉が漂ってきた。 お〜っと、青目の外人さんたちが食っている うまそうに 天ぷら おにぎりまでつけて おれたちだって食って…

二足のわらじ

(孫と一緒に草履編み) 『詩集ノボノボ』より二足のわらじ ひとつだけじゃ大変だ 服もそうだが わらじだって 履き続ければすりきれる ところが 社会の向きはその反対 「しごとでは わらじは 一足だけしかはけません」 だから いつも我慢して はいている 一…

一年ぶりのプール

『詩集ノボノボ』より一年ぶりのプール 毎年おんなじだな〜 やっぱりこの時期 プール通い 正月メタボの特効薬? さ〜 入るぞ! シャワーを浴びて メイン会場へ 堂々の入場 いましたぞ! 懐かしき面々 ジャグジーの縁に 足を投げ出す 常連おばさん 人魚?でし…

サウナで昔話

(北斎漫画より) 『詩集ノボノボ』よりサウナで昔話 日帰り温泉 サウナ部屋 「よっこらしょ!」 関取のようなおっさんが 正面にあぐらをかいて鎮座した・・・・・・・・ 堂々と二人分を占有し まるで 稽古後の相撲部屋 まわしの代わりに タオルをおいて み…